これから自動車免許を取得される予定の皆さん、どこの教習所で免許を取るか決まりましたか?
教習所って全国にたくさんあるので正直どこに通おうか迷ってしまいますよね。
教習所によって料金は異なりますし、食事代や交通費に関しても微妙に差が出てくるので、お金に余裕がある人以外はしっかり比較して選んだ方が良いでしょう。
本記事では教習所の選び方からおすすめの合宿免許サイトまで紹介しておりますので、まだ教習所が決まっていないという人は是非参考にしてみてください。
教習所の選び方
教習所を選ぶ際には一体何を基準にして選べばいいのでしょうか?
当サイトでは
これらを基準に選ぶことをオススメしています。
料金・価格
皆さんが教習所を選ぶ上で最も気にするのが「料金」だと思います。
選ぶ教習所や申し込む時期によって大きな価格差が生まれるので、きちんと比較して自分の経済状況に適した金額のプランを選びたいところです。
閑散期の相場
夏・春休みのシーズン時期以外のシーズン、いわゆる閑散期の場合には普通免許でおよそ19~23万円程度が相場になります。
繁忙期の相場
合宿免許の繁忙期と言えば、学生が長期休みに突入する「春」と「夏」で、この2シーズンは他の季節と比べてもかなり合宿免許の料金が高くなります。
春休み(2月~3月)
2月の上旬から3月の上旬は年間を通して最も金額が高くなるシーズンで、普通免許の場合は30万円を超えます。
夏休み(8月)
次に高いシーズンが夏休みで、8月の上旬から中旬には普通免許の場合でおよそ29万円ほどになります。
以上のことから、閑散期と繁忙期とでは10万円近い価格差が生まれるので、とにかく金額を抑えたいという人で、なおかつスケジュールの都合がつく人は閑散期を選ぶのが最も料金を抑えられるでしょう。
立地・アクセス
教習所に「通い」を選択する人は学校や会社から教習所までの立地・アクセスが非常に重要になります。
しかし「合宿免許」の場合は2週間近く教習所の宿泊施設に泊まることになるので、個人的には近所の教習所を選んだりする必要はないかなと思います。
とくに学生の場合、社会人のように金銭的に余裕がない人がほとんどだと思うので立地なんかを気にするよりも料金が安い教習所を選びましょう。
ちなみに教習所の金額は都心に近いほど高く、逆に都市部から離れた地方エリアの方が金額的には安くなる傾向にあります。
場所はどこでもいいからとにかく金額を安く抑えたいという人は地方の教習所を選びましょう。
交通費・宿泊費・食事代
多くの教習所で料金の中に交通費・宿泊費・食事代まで含まれた金額で記載されていますが、中には「自炊プラン」になっていて食事代が別途発生したりするようなケースがあります。
特に、極端に料金が安いプランの場合に別途料金が発生するケースが散見されるので、必ずプランを申し込む前に「交通費・宿泊費・食事代」が込みになっているかどうかを確認しましょう。
Wi-Fi
意外と軽視されがちなのがWi-Fiの有無です。
合宿免許は2週間という短期間の中にきちんとスケジュールが組まれておりますが、思った以上に空き時間があります。
友達と行ったりすればまだいいかもしれませんが、一人で合宿免許に行く場合は空き時間に特にやることもないので大部分の時間スマホをイジる羽目になります。
そしてインターネットの通信料は普段よりも間違いなく増えるので、パケット容量の上限に達する可能性が高いです。
そのため、ゲームや動画のようにパケット消費量の多いアプリをよく利用する人は申し込み先の宿泊施設にWi-Fiがあるかどうかもしっかり確認しましょう。
おすすめサイト
合宿免許に申し込もうと思ったら「直接教習所のホームページから申し込む」という方法と「合宿免許予約サイトから申し込む」という2通りの方法が考えられますが、値段の安い教習所を申し込もうと考えているのなら合宿免許予約サイトでしっかり料金を比較してから申し込みましょう。
ただし合宿免許の予約サイトと言っても複数あり、予約サイトによって登録されている教習所も微妙に変わってきます。
そこで、どの予約サイトを使えばいいか分からないという人のためにオススメ順にランキング形式で紹介したいと思います。
1位:合宿免許受付センター
おすすめポイント
2位:ユーアイ免許
おすすめポイント
3位:合宿免許ドリーム
おすすめポイント
持ち物
合宿免許では持っていないとそもそも教習が受けられないという必需品から持っていないと普段の生活に困る物まで沢山の「持ち物」があります。
合宿免許に出発する前には必ず「持ち物」を確認しましょう。
必需品
まずは、持っていなければ教習が受けられない必需品から紹介させていただきます。
運転免許証を持っていない人
合宿免許で初めて免許を取るという人は以下のものが必要になります。
運転免許証を持っている人
原付免許など、過去に何らかの免許を取得したことがあるという人は以下のものが必要になります。
外国籍の人
外国籍の人が合宿免許で自動車免許を取得する場合には以下のものが必要になります。
あると便利な物
上であげたのは「そもそも持ってなければ教習が受けられない必需品」ですが、持っていかなければならないモノはそれだけではありません。
合宿免許は2週間近く自宅に帰れなくなるので、持っていないと意外と不便になる物というのがあります。
印鑑
印鑑は出発前に準備しなくても一応現地調達が可能なので「あると便利な物」に分類しましたが、入校手続き等で使用するのでほぼ必需品と考えて下さい。
持っていなくても指紋で代用できる教習所もあったりするようですが、この辺の対応は教習所によってまちまちだと思うので準備しておくに越したことはないでしょう。
筆記用具
筆記用具も恐らく教習所の売店やコンビニ等で購入が可能なので「あると便利な物」に分類しましたが必ず用意しましょう。
学科の授業で必要なのはもちろんのこと、免許センターで筆記試験に一発で合格したい人は自習が必須です。
合宿中の空き時間をすべて娯楽に費やすのは非常に勿体ないので部屋でも筆記用具を使って勉強をしましょう。
充電器
スマホの充電器は必ず持っていきましょう。
忘れてしまってもコンビニ等で購入することは出来ますが、ACアダプターとUSBケーブル両方を購入しようと思ったらそこそこの値段がかかります。
またデジカメやPC等を持って行く人はそれらの充電器も忘れないようにしましょう。
洗剤
これはあってもなくてもどちらでもいいですが、コインランドリーで洗濯をするときの洗剤を用意しましょう。
どちらでもいいと言ったのは、不親切なコインランドリーでない限り粉洗剤が売っているからです。むしろ、荷物を増やしたくないという人はあえて持って行く必要はないかもしれません。
ドライヤー
グループで行く人や、個室にドライヤーが完備されていない人はドライヤーを持っていきましょう。
グループで行ったり個室にドライヤーが備え付けられていなかったりすると必ず「ドライヤーの順番待ち」の時間が発生します。
自分のタイミングで準備をしたいという人はドライヤーは持って行った方がベターです。
折り畳み傘
合宿中に雨が降る可能性は十分あるので傘は必ず持って行きたいところです。
ただ普通サイズの傘を持っていくと移動中に邪魔で仕方がないので折り畳み傘をカバンに仕込む程度でいいでしょう。
物干し・ハンガー
簡易的な物干しや最小限のハンガーが用意されている宿泊施設は多いですが、はっきり言ってそれだけじゃ足りない可能性が高いです。
特に冬や春の場合、衣類の数が必然的に多くなるのでハンガーは余分にあった方がいいです。
教習所通いor合宿免許
本記事では合宿免許を検討されている方向けに記事を書いていますが、そもそも教習所通いと合宿免許はどっちが良いの?と悩んでいる人もいるかもしれません。
ここでは教習所通いと合宿免許のメリット・デメリットを紹介させていただくので、どちらを選ぶかの判断材料にしていただければと思います。
教室通い
まずは教習所に通って免許を取得する場合のメリット・デメリットです。
メリット
忙しい人でも取得が可能
教習所通いの唯一にして最大のメリットが「忙しい人でも免許取得が可能」であるという点です。
高校生や大学生であれば長期休みを利用して合宿免許に行ったり、通学でも短期間で一気にスケジュールを組んで免許を取得することが可能かもしれませんが、社会人になるとそうもいきません。
社会人にも夏休みや年末年始の休みはありますが、何日休暇がとれるかは企業によってまちまちで、必ずしもまとまった休みが取れる人ばかりではありません。
忙しい社会人にとって合宿免許のように「2週間」というまとまった休暇を取ることはかなり難しいので、そのような忙しい人たちでも「仕事終わりに通う」「土日に通う」というスケジュールの合間を縫って取得が可能な「通学」はメリットであると言えるでしょう。
デメリット
費用が高い
通学における致命的なデメリットが「合宿よりもはるかに費用が高い」という点です。
教習所にもよりますが、合宿の場合には20~28万円くらいが相場で、通学の場合にはおよそ28~33万円もの費用がかかります。
お金のある社会人であれば「少し高いくらいか」と思える金額かもしれませんが、お金のない高校生や大学生にとっては1万円ですら死活問題です。
いずれにせよ教習所を選ぶ際には誰もが真っ先に「料金が高いか安いか」を基準に選ぶと思うので、これが高いというのはかなり致命的なデメリットであると言えます。
時間がかかる
まとまった時間が取れない人が「通学」を選択するので当たり前と言えば当たり前ですが、通学は自分の学校・仕事などのスケジュールの合間を縫って通うので、合宿免許よりもはるかに時間がかかります。
どのようにスケジュールに組み込んでいくのかによって変わってきますが、通学の場合はおよそ3ヶ月ほどの時間がかかります。
また、中には「まとまった時間は取れるが自宅から通いたい」という人が通学を選択をする場合があります。このような場合、最短で免許を取得しようとしたら合宿免許のように2週間で取れるのか?と言うと、まず無理でしょう。
通いの場合は合宿免許とは異なり教習の予約が希望通り取れないことがあり、延々キャンセル待ちになってしまうなんてことも多々あります。
通いの場合はどれだけ予約を詰め込んでも2ケ月近くはかかると思っておいた方がいいでしょう。
合宿免許
続いて合宿で免許を取得する場合のメリット・デメリットを紹介させて頂きます。
メリット
費用が安い
合宿免許のメリットは何と言っても費用が安いという点です。
通学の場合28万円~33万円くらいの費用がかかりますが、合宿免許の場合には20~28万円で免許を取得することが可能です。
それこそ閑散期を選べば20万円を下回るような格安のプランを提供している教習所なんかもあったりします。
ちなみに管理者は大学生の頃、閑散期である2月上旬に合宿の予約を入れて合計18万円で収めることが出来ました。通学で高い教習所だと33万円にもなることを考えれば、およそ15万円も安く収めることが出来たのです。
教習所に高い料金を支払ったところで教官の指導が上手くなったりするようワケでもないので、教習所に払うお金は安ければ安いに越したことはないでしょう。
時間がかからない
合宿免許の「費用が安い」に並ぶメリットとしてよく挙げられるのが「免許を早く取得できる」という点でしょう。
一回一回授業の予約を取らなければならない通学とは異なり、合宿免許は入校手続きの時点で卒業までのスケジュールが完全に組まれています。そのため、通学のようにキャンセル待ちなんていうことはまず起こらず、順調にいけば最短2週間程度で卒業をすることが可能なのです。
技能検定で運転ミスをしてしまい不合格になってしまったり、学科試験に受からなかったりすると卒業日程は延長になってしまいますが、それでも3~4週間程度で卒業が可能です。
2ケ月近くかかる通学に比べるとはるかに早く免許取得が可能であることがお分かりいただけるでしょう。
デメリット
まとまった時間が必要
合宿免許、唯一の欠点なのが「まとまった時間が必要」という点です。
毎回予約が必要な通学とは異なり、合宿免許は入校から卒業までのスケジュールがすべて組まれています。
2週間~3週間で免許取得まで進めることが出来るということは、言い換えれば2週間~3週間は完全にスケジュールを開けておかなければならないということになります。
「完全に」というのが意外とミソで、バイトをやっている学生なんかは要注意です。
一時帰宅が出来るプランも中にはありますが、ほとんどの合宿免許プランは一時帰宅が出来ません。
そのため、バイトをやっている学生はあらかじめ「2~3週間はシフトに入れない」ということを責任者に事前に伝えておく必要があります。
ちなみに管理人が学生の頃、合宿免許に行く1ヵ月前に「2週間ほど休ませてくれ」と伝えたところ責任者からかなり嫌がられたので、仕方なく一時帰宅が出来るプランを選びました。
「春休みや夏休みを使えば2~3週間くらい余裕だ」と考えていると、意外とこういう落とし穴があったりするので、合宿免許を検討している人は必ず2~3週間完全に休めるよう事前に根回しをしておきましょう。
まとめ
通いと合宿免許、それぞれの料金と免許取得までにかかる期間をまとめると以下の通りです。
かかる費用 | 免許取得までの期間 | |
通学 | 28~33万円 | 2~3ヵ月 |
合宿 | 20~28万円 | 2週間~3週間 |
最後に
以上が合宿免許の選び方からおすすめの予約サイト、そして合宿免許にあたっての注意点等です。
本記事が皆さんの免許取得の一助になれば幸いです。